旅のお金・ATM
パレスチナの通貨は、NIS:ニュー・イスラエル・シェケル と言います(ILSと書くこともあります)。

イスラエルの通貨をそのまま利用している(利用させられている?)ため、イスラエル国内と共通です。
2019年11月現在、1NIS=約31円となっています。
パレスチナでの両替の方法
日本円はそのままシェケルに両替してくれるところはあまりないため、USドルかユーロを予め渡航前に用意しておくのがベターです。

両替の可能な場所は、空港の他、ベツレヘムやラマッラーなどは街中に銀行や両替商がありますので、何軒か周ってレートを比べてみてもいいでしょう。
※空港や国境の両替所は、概してレートが良くないようです。
筆者の場合、移動に必要な分は空港や国境でユーロやドルから両替し、あとは必要に応じてATMで楽天銀行のVISAデビットから引き出していました。
国際キャッシュカードでATMを利用
パレスチナ国内は、ATMが非常に普及しています。
Bank of Palestine(パレスチナ銀行)やArab Bank(アラブ銀行)はどの町でも、支店やATMを見かけることが出来ます。

パレスチナのように、一度日本などでドルやユーロなどに両替して、更に現地で両替、という二重の手間を考えると、クレジットカード代わりにもなる国際キャッシュカードは非常に便利です。

VISAが使えるお店ではクレジットカードのように使い(実際はデビットカードなので、即時引落としされます)、現金が必要になったらATMで引き出し、と使い分けられます。
抵抗がなければクレジットカードのキャッシングを使い、帰国後すぐに返済しても良いでしょう。